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Sustainability Management サステナビリティマネジメント

ステークホルダーエンゲージメント

パートナー企業との連携・協働

UUR・MRAのステークホルダー
  • 注:テナント・取引先業者(管理(PM・BM)会社、エンジニアリング会社、
    物品提供者、金融機関等)

私たちUUR及びMRAは、様々なステークホルダーの皆様に支えられて事業を行っています。私たちは、「サステナビリティ方針」及び「サプライチェーンにおけるサステナビリティ基本方針」の下、様々な方法を通じてステークホルダーの皆様との対話・協議・連携を行い、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指しています。

パートナー企業との連携・協働

サプライチェーンにおけるサステナビリティ基本方針の周知

UUR及びMRAでは、持続可能な社会の実現のためには自らがESGへの取り組みを強化するに留まらず、サプライチェーン全体で取り組みを進めることが重要であると考えており、「サプライチェーンにおけるサステナビリティ基本方針」を制定しています。

UUR及びMRAは本方針をウェブサイトで公表するとともに、テナント・取引先業者に対して書面で通知し、私たちの取り組みを周知することでパートナー企業との相互理解を図っています。

特に、UURのポートフォリオ運用において重要な各物件のプロパティ・マネジメント業務発注先に対しては、本方針の遵守に関する同意書を受領しています。

グリーンリース契約の標準化

56.1%

UURでは、「テナントとの環境配慮における協働」を重要課題(マテリアリティ)の1つとして設定しています。その課題解決に向けた行動目標として、「2030年までにグリーン契約対応100%(注)」を掲げています。

  • 注:オフィス(一棟貸しを含む)に分類される建物の契約面積(建物内の住宅部分を除く)に対する、グリーンリースを締結しているテナントの契約面積の割合。

グリーンリース条項(要旨)

  1. 貸主・借主ともに、省エネ・環境配慮等の観点から本物件の快適性・生産性の維持向上に繋がる施策(データ共有、法令対応等)に協力する。
  2. 専有部における LED 投資等、設備改修により費用削減が見込める場合、貸主・借主間でメリットの配分を協議することができる。
グリーンリース・ガイド

国土交通省がグリーンリース普及に向けて作成したグリーンリース・ガイドにおいて、グリーンリースの取組事例としてUURのグリーンリース条項が紹介されています。

グリーンリースを通じた連携・協働

グリーンリース・ガイド
パシフィックマークス新横浜

パシフィックマークス横浜イースト及びパシフィックマークス新横浜の専用部分の一部について、UURの負担により消費電力が38%少ないLED照明器具に交換し、電気料金削減のメリットを契約賃料アップによりテナントとシェアしています。

投資額・賃料収入

テナント満足度調査

UURでは、マテリアリティ(重要課題)の一つである「建物利用者の満足度」向上を目指した運営管理を行うべく、初年(2022年)度は住居テナントを除くアセットを対象に外部調査会社に委託のうえ満足度調査を実施し、2023年度からは全アセットを調査対象に拡大しています。

プロパティマネージャーとの連携・協働

UURにおけるESG課題への実践的な取り組みを加速するべく、UURの重要なパートナー企業であるプロパティマネージャー(PM)とのエンゲージメントの深化を図ります。

PMとの標準契約書へのESG関連条項の追加

ESG関連条項を含む契約書を標準契約書としています。既存PMに対しては、契約更新時にESG関連条項を含む内容に切替えるよう対話に努めています。

PM評価及びPM選定におけるESG要素の追加

MRAでは、取引の継続可否を検討するため、委託契約先の全PMに対して毎年1回評価を実施しています。2022年からはESG要素を評価項目に追加し、UURと一体的にESG課題を解決していけるよう促しています。

パフォーマンスに応じた表彰制度の導入

MRAは、年次評価で相応のパフォーマンスを発揮したPMに対し、日頃の運用への貢献に感謝を表するとともに、中長期的にUURとPMとが協働してESG課題へ取組んでいけるよう、PMとの連携・協働の深化に努めています。

ESG関連条項(要旨)

  • UURが定める「サステナビリティ方針」及び「サプライチェーンにおけるサステナビリティ方針」の各方針に従った業務遂行に努める
  • 省エネルギー、環境への配慮又は環境問題への対策に関連する法令等対応への協力
  • 環境負荷低減に繋がる施策の積極的な提案
PM表彰制度
写真は表彰式での東急住宅リース株式会社様とMRA関係者。
株式会社ディ・エフ・エフ

投資家との対話

投資家との対話

  • UURでは、投資口の保有状況にかかわらず、全ての投資家の皆様に対する適切な情報開示を重視しています。具体的には、見やすさを念頭に置いたウェブサイトの改善、適時開示、日英同時リリース等を日々実行しています。
  • その中で、特にESG課題への取り組みに関する情報開示が優れていることが評価され、2023年のGRESB開示評価において、UURは6年連続で最上位「Aレベル」を取得しました。
  • また、多様な投資家の皆様と可能な限り直接コミュニケーションを行いたいと考えています。2022年も新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、セミナーの中止や移動制限がある中、電話やWeb会議システムを通じて、投資家の皆様との対話に努めました。
投資家とのエンゲージメント
GRESB

IR面談

機関投資家 国内 海外
2019年 144件 67件
2020年 140件 58件
2021年 121件 70件
2022年 121件 59件
2023年 133件 58件

IRセミナー参加実績

個人投資家 UUR参加件数
2019年 11件
2020年 2件
2021年 4件
2022年 1件
2023年 1件

SR(議決権行使担当者)面談

2021年 8社+
議決権行使助言会社​
  • IR:Investor Relations
  • SR:Shareholder Relations​
株式会社ディ・エフ・エフ

業界団体・教育機関との連携

業界団体・教育機関との連携

  • MRA は一般社団法人投資信託協会(投信協会)並びに一般社団法人不動産証券化協会(ARES)の正会員です。ARESに設置されている各種委員会にMRA従業員を委員として派遣し、同協会の運営に参画しており、投資信託及び J-REITに関する個人投資家の金融リテラシーの向上に貢献しています。
  • 地域社会に開かれた資産運用という考え方から、UURでは地元の教育機関と連携し、地域経済・コミュニティの活性化に寄与する取り組みも積極的に行っています。

(例)天神ルーチェ

福岡市の目抜き通りに位置する天神ルーチェにおいて、地元大学との協働により壁面デザインを決定しました。
本取り組みにより入居テナントの満足度向上という効果が得られた他、本取り組みに賛同いただいた大学生においては日頃の研究成果を地域社会に発信する場となりました(壁面デザインは今後定期的に更新される予定です)。
UURの保有物件の収益向上のみならず、社会貢献、にぎわい創出も実現する取り組みの一つとなっています。

投資家とのエンゲージメント
投資家とのエンゲージメント
投資家とのエンゲージメント
株式会社ディ・エフ・エフ